【特 徴】高さ10〜20cm程の一年生草本。茎は分枝して地表に広がる。葉は対生し、狭楕円形〜線状楕円形で、長さ2〜5.5cm、幅4〜15mm。先端は鈍頭で、基部は楔形に細まってほとんど無柄。両面とも無毛で、辺縁には低いが明瞭な鋸歯がある。花は茎の上部に総状花序状に付き、上部の花の苞葉は線状で目立たない。花冠は白〜淡青色を帯び、2唇形で雄しべが2本。下唇は横に広がって3裂し、中央の裂片は幅広で短く、上下から潰したような形をしていて、長さ、幅とも約1cm。刮ハは細長く、長さ1〜1.5cmのトウガラシ状。 エダウチスズメノトウガラシvar. grandiflora (Hook.f.) Tuyama よりずっと大きい。 【生育環境】水田の周辺部や畦、湿地 【分 布】本州、四国、九州、沖縄 【開花時期】2〜10 月 【カテゴリ-】 |