ユズリハ科 ユズリハ属

ヒメユズリハ(姫譲葉)

Daphniphyllum teijsmannii

ヒメユズリハ   ヒメユズリハ
2012.04.22 国頭村 雌株                      

ヒメユズリハ
2012.04.22 国頭村 雌花

ヒメユズリハ    ヒメユズリハ
2014.02.23 国頭村 雄花

ヒメユズリハ   ヒメユズリハ
2016.03.20 国頭村 雄花

ヒメユズリハ   ヒメユズリハ
雄花                 2018.03.06 国頭村              雌花

ヒメユズリハ
2018.03.06 国頭村 雌花

ヒメユズリハ   ヒメユズリハ
2018.03.25 国頭村 雌花

ヒメユズリハ   ヒメユズリハ
2018.03.25 国頭村 雄花


【特  徴】樹高5〜10mの常緑高木。幹は灰褐色で皮目が散生する。葉は枝先に互生し、束生する。葉は楕円形の革質で、若いときに鋸歯を見せることがある。長さ5〜15pで、側脈が8〜10対、葉の網状脈がはっきり見える。葉柄は長さ1.5〜5pと長く、紅色を帯びることもある。葉の付け根で少し曲がる。雌雄異株。雄花は花弁がなく、葯が紫褐色で、長さ1o程の小さな萼片がある。雌花も花弁がなく、雌しべが淡黄色〜緑色で、子房は長さ1〜1.5o程。小さな萼片がある。果実は長さ約1pの惰円形の核果で、冬に黒紫色に熟し、垂れ下がらない。

【生育環境】温暖な海岸地域、海岸に近い林縁、暖地の照葉樹林内
【分  布】本州中南部、四国、九州、沖縄、台湾、朝鮮
【開花時期】5〜6月
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