ユリ科 ヤブラン属

ヒメヤブラン(姫藪蘭)

Liriope minor

ヒメヤブラン    ヒメヤブラン
2014.10.03 名護市

ヒメヤブラン    ヒメヤブラン
2014.10.03 名護市

ヒメヤブラン    ヒメヤブラン
2014.10.03 名護市

ヒメヤブラン    ヒメヤブラン
2014.10.03 名護市


【特  徴】常緑の多年草。根茎は短く、横に長い匍匐枝を出す。葉は線形で根出し、長さ10〜20cm、幅2〜3mmの濃緑色。根出葉の間から葉より短い、高さ5〜10cm程の花茎を直立させ、上部に淡紫色の直径約1cmの小花を疎らにつける。花被片は6個で離生し、雄蕊6個で葯は長形の黄色。花柱は円柱形で曲がって上を向く。果実は裸出した種子で、球形の黒紫色に熟す。

【生育環境】日当たりのよい海岸の草地、林縁
【分  布】沖縄島、粟国島、渡名喜島、久米島  北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、台湾、フィリピン
自生地と個体数が少ない。
【開花時期】7〜10月
【カテゴリ-】沖縄県版RDB:絶滅危惧IB類