オトギリソウ科 ヒメオトギリ属

ヒメオトギリ(姫弟切)

Hypericum japonicum

ヒメオトギリ      ヒメオトギリ
2015.07.31 西表島

ヒメオトギリ      ヒメオトギリ
2018.10.19 西表島

ヒメオトギリ      ヒメオトギリ
2018.10.19 西表島


【特  徴】草丈15〜40cmの一年草(南方では多年草)。茎は直立する。茎の断面は四角で、根本から分岐するか、生育がよくない場合には分岐しない。茎は中部ではほとんど分岐せず、頂部で花を付ける部分で分岐する。葉には明点がある。葉は対生し、三角状卵形の0.5〜1.4cmで、斜め上方に立つものが多く、包葉は普通の葉より細い。花は橙黄色で、直径5〜7mm。雄しべは10〜20個。苞葉は線形〜披針形。よく似たコケオトギリは雄しべが5〜8個。
名前の由来は、全体がオトギリソウに似るが、より小形であることから。

【生育環境】沼地、沢地、休耕田、山道沿いの湿地
【分  布】北海道、本州、四国、九州、沖縄の日本各地、アジア、オーストラリア、ニュージーランド
【開花時期】周年?
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