アカネ科  ヒジハリノキ属

ヒジハリノキ
シナミサオノキ

Randia sinensis (Lour.) Romer et Schult.

ヒジハリノキ
2014.03.17 石垣島

ヒジハリノキ
2014.03.17 石垣島



【特   徴】樹高1〜4mの直立またはやや蔓状常緑低木。葉の脇に小枝の変形した太い刺がある。葉は対生し、長楕円形〜楕円形で、長さ3〜10cm、幅1〜4cm。花序は枝先に頂生し、短い集散花序に密に多数の花をつける。花冠は白色で筒は細く、長さ15〜20o。先は5裂、ときに4裂し、裂片は狭長楕円形で先はやや尖り、長さ5〜6o。液果は球形の径約8oで黒熟する。

【生育環境】石灰岩地の低地林内、林縁    個体数は少ない
【分   布】石垣島、台湾、中国    分布域の北限で、国内唯一の産地
【開花時期】2〜5月
【カテゴリ-】沖縄県版RDB:絶滅危惧IB類  環境省版RDB:絶滅危惧IA類