マメ科 ササゲ属

ハタササゲ(旗捧げ)

Vigna unguiculata var. catjang

ハタササゲ ハタササゲ
2006.06.25 伊良部島                                  2007.02.17 西表島

ハタササゲ
2007.02.17 西表島

【特  徴】草丈30〜40cmの蔓状1年草。葉は3小葉からなり、小葉は楕円形で、先がやや尖って光沢があり、長い葉柄がある。花は葉腋から長い花柄を出し、その先に2個づつ対をなして付く。花冠は白色〜淡紫色。豆果は線形で弓なりに曲がり、長さ7〜15cm、先端が上方に反り返る。長さ15〜20cmで、種子は食用。種子は赤、黒、白色で10〜15個入り、アズキに似る。 
 莢が上を向いた状態を、「物を捧げ持った姿」に見立てて和名が付けられている。

【生育環境】路傍、荒地
【分  布】九州南部以南〜南西諸島  帰化植物(熱帯アフリカ原産)
【開花時期】8〜2月
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