セリ科 シシウド属

ハマウド(浜独活)
オニウド

Angelica japonica

ハマウド ハマウド
                2012.04.11 浜比嘉島

ハマウド ハマウド
2012.04.11 浜比嘉島

ハマウド ハマウド
2012.04.11 浜比嘉島

ハマウド
2012.04.11 浜比嘉島

ハマウド
2018.04.26 石垣島


【特  徴】草丈1〜2mになる大型の多年生草本。茎は太くて直立し、上部で枝分かれして赤色の筋がある。葉は1〜2回、3出複葉で、葉柄の基部は膨らみ、鞘状になる。小葉は厚く、卵形〜披針形で4〜15p。強い光沢があり、細かい網状脈と細かい鋸歯がある。葉裏は多少淡白色を帯びる。枝先から複散形花序の柄は20本以上付く。花は小さな白色の5弁花で、密に付ける。果実は長さ6〜10mmの広惰円形で、翼の幅が広い。
 名前の由来は、「浜に生えるウド」の意味から。「ウド」は「うこぎ科」で、本種は「せり科」、「ウド」の若芽は食用としてよく知られているが、本種は食用にはならない。

【生育環境】海岸付近の岩場、砂地、海岸近くの草地
【分  布】関東以西、四国、九州、琉球列島、台湾
【開花時期】3〜6月
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