【特 徴】草丈1〜2mになる大型の多年生草本。茎は太くて直立し、上部で枝分かれして赤色の筋がある。葉は1〜2回、3出複葉で、葉柄の基部は膨らみ、鞘状になる。小葉は厚く、卵形〜披針形で4〜15p。強い光沢があり、細かい網状脈と細かい鋸歯がある。葉裏は多少淡白色を帯びる。枝先から複散形花序の柄は20本以上付く。花は小さな白色の5弁花で、密に付ける。果実は長さ6〜10mmの広惰円形で、翼の幅が広い。 名前の由来は、「浜に生えるウド」の意味から。「ウド」は「うこぎ科」で、本種は「せり科」、「ウド」の若芽は食用としてよく知られているが、本種は食用にはならない。 【生育環境】海岸付近の岩場、砂地、海岸近くの草地 【分 布】関東以西、四国、九州、琉球列島、台湾 【開花時期】3〜6月 【カテゴリ-】 |