ヒルガオ科 ヒルガオ属

ハマヒルガオ(浜昼顔)

Calystegia soldanella (L.) Roem. et Schult.

ハマヒルガオ ハマヒルガオ
2012.04.08 東村

ハマヒルガオ
2014.03.17 石垣島


【特  徴】長さ1〜5mにもなる蔓性の多年生草本。根茎は白色で、地中を長く這って繁殖する。葉は長い葉柄があって互生し、葉身は長さ2〜3cm、幅2〜4cmの腎心形〜腎臓状楕円形で質厚く光沢があり、やや丸くて基部は左右に張り出す。両面共に無毛。花は淡紅色で、葉脇から花柄が伸びて一個だけ花を付ける。花冠はロート状の径4〜5cm、長さ5cm位。葉よりも花のほうが大きくて目立つ。熟した刮ハは、偏球形の径1.5cm位で、中に硬くて黒い径7mmくらいの種子がある。広卵形でアサガオの種よりも大きく、丸みを帯びる。

【生育環境】日当たりの良い海岸の砂浜
【分  布】北海道〜琉球列島、アジア、ヨーロッパ、太平洋諸島オーストラリア、アメリカ太平洋岸
【開花時期】3〜7月
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