マメ科 ハカマカズラ属

ハカマカズラ (袴葛)

Bauhinia japonica

ハカマカズラ           ハカマカズラ
2012.06.23 本部町

ハカマカズラ     ハカマカズラ
2012.06.23 本部町

ハカマカズラ     ハカマカズラ
2012.06.23 本部町

ハカマカズラ     ハカマカズラ
2015.06.20 国頭村


【特  徴】樹高5〜15m程の常緑蔓性木本。大きいものは林冠部にまで登り、幹は木質化して太くなり、直径10cm程になる。太くなった幹の樹皮は多数の縦溝がある。若い枝や葉には褐色の毛を密生するが、次第に剥がれて無毛になる。枝の先端側の節から巻ひげが出る。葉は8〜11cmの心円形で薄い革質。表面は滑らかだが艶はあまりない。幼枝の葉の先端は2深裂する。老枝の葉は浅く裂ける。葉柄は葉と同じくらいか、やや長い。その基部には長さ3mmの托葉が付くがすぐに脱落する。葉と対生して巻きひげ(退化した葉)がある。枝先に茎の先端から立ち上がる10〜20cm程の総状花序を出し、2cm程の淡緑黄色の花を多数付ける。花は豆の花の形でなく、五弁がほぼ同じ形をしている(ジャケツイバラ亜科の特徴)。花弁は円形で5枚。基部が細くサジ形になる。雄しべは10個で、うち3個は花弁より長い。雌しべは1個で、花糸より短い。豆果は5〜8cmで、楕円形の扁平。成熟すると硬くなり、黒っぽくなって割れて種子を放出する。種子は2〜3個で直径13mm程の円形で、左右から扁平になっていて、黒褐色〜紫色を帯びて艶があり、硬い。
 名前の由来はその葉が幅広い単葉で、先端が大きく窪んでいることから、その形を袴に見立てたものである。

【生育環境】暖地の日当たりのいい海岸近くの林縁、林内
【分  布】本州(和歌山県)、四国、九州、沖縄
【開花時期】6〜7月
【カテゴリ-】