キク科 ハハコグサ属

ハハコグサ(母子草)

Gnaphalium affine

ハハコグサ       ハハコグサ
                   2012.04.28 国頭村

ハハコグサ    ハハコグサ
2015.03.22 国頭村


【特  徴】草丈15〜40cmの二年草。全体に綿毛に覆われ、白っぽく見える。根生葉は花期には枯れる。茎は根元で枝分かれする。茎葉は長さ2〜6cm、幅0.4〜1.2cmのへら形〜倒披針形。茎の先は短く枝分かれし、茎の先端に頭状花序の黄色の筒状花が集まった頭花を多数付ける。枝先の黄色の小さな総苞は、長さ約3mmの球状鐘形。両性花の周りに細い雌花がある。花柱は花冠より短い。そう果は長さ約0.5mmの長楕円形。冠毛は長さ約2mm。
 春の七草の1つ、「御形(オギョウあるいはゴギョウ)」であり、茎葉の若いものを食用にする。

【生育環境】道端、畑、野原
【分  布】日本全国、中国、朝鮮、インドシナ、マレーシア、インド
【開花時期】周年  
【カテゴリ-】