イラクサ科 ハドノキ属

ハドノキ(はどの木)

Oreocnide pedunculat

ハドノキ
2019.01.06 国頭村

ハドノキ
2019.01.06 国頭村

ハドノキ
2019.01.06 国頭村

ハドノキ    ハドノキ
2019.01.06 国頭村


【特  徴】高さ4〜5mの常緑低木。 枝はよく分枝し、若枝には短い伏毛がある。 葉は互生し、長楕円状披針形で、長さ5〜15cm、幅2〜4cm。先は尖り、基部は鈍形〜くさび形、縁には粗い鋸歯がある。質はやや厚く、裏面には白い綿毛がない。葉柄は長さ1〜3cm、普通紅色を帯びる。花は雌雄異株で、前年枝の葉痕に紅色を帯びて小さな花が集まってつく。雄花序は無柄で、花被片と雄花は3個、雌花序は3〜5mmの柄があり、花被は筒状で、柱頭の縁に白っぽい毛がある。果実(痩果)は卵形で、長さ約1.5mm、肉質化した白い花被片が痩果を包む。

【生育環境】山地の沢沿いの林縁
【分  布】本州(伊豆、紀伊半島)、四国、九州(南部)、沖縄 (国外:台湾)
【開花時期】2〜4月
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