【特 徴】樹高10〜20mになる常緑高木。樹皮は灰白色で気根は出ない。丸っぽくて滑らかな板根を持つ。葉は単葉で互生し、全縁の無毛。卵形〜卵状円錐形で、葉身は長さ10〜20p。先は鋭く尖る。雌雄同株で、花嚢は幹や太い枝にびっしり付き、直径約1p。果嚢は淡紅色に熟し、直径約2p。ギランイヌビワの花(果嚢)は、幹の中央部に付くのに対し、アカメイヌビワのそれは、幹の根元か、枝先に近いところに付く。オオコウモリの大好物。 八重山諸島ではマングローブの背後に発達し、大きな板根を形成する。 ギラン(宣蘭)は台湾の地名。 【生育環境】低地〜山地 【分 布】宮古島以南〜東南アジア、オーストラリア 【開花時期】周年? 【カテゴリ-】 |