【特 徴】草丈1〜3m程の常緑多年草。葉は楕円状の披針形で、長さは40〜70p、幅は5〜10p程。葉の先は鋭く尖り、縁には密に毛が生える。葉の表面には艶がある。花茎を伸ばして総状花序を出し、花径2p程の白〜淡桃色を帯びた花を付ける。花冠は3つに裂け、黄色い唇弁の真ん中には赤い筋が入る。花の後にできる実はさく果で、熟すと赤褐色になり、毛を密生する。 葉は爽やかな香りを放ち、防虫・抗菌作用がある。そのため、沖縄ではご飯やもちなどの料理を包むのに使用する。 【生育環境】低地〜山地の林内、林縁 【分 布】九州南部〜琉球列島、台湾、中国、インド 【開花時期】4〜7月 【カテゴリ-】 |