【特 徴】樹高2〜4mの常緑小高木。分岐が多く、全体に毛がない。小枝は円柱形。樹皮は薄く、灰白色。葉は互生し、奇数羽状複葉で、長さ8〜15cm。小葉は3〜9枚の倒卵形〜倒披針形で、長さは3〜4cm程。葉先は鈍頭、時に鋭頭となる。葉の表は深緑色で光沢がある。腋生および頂生の短い集散花序を出し、少数の花を付ける。花は白色で芳香があり、長さ約1.5〜2cm。果実は、球形〜卵形の液果で頂端部はわずかに尖り、赤熟して長さ約1cmで、中に1〜2個の種子がある。熟した果実は食べられる。 刈り込みによく耐えるので、奄美諸島や沖縄では庭木や生け垣に利用されている。 【生育環境】低地の林内、林縁、岩場 【分 布】奄美大島〜琉球列島、台湾、中国南部、ミャンマー、インド、マレーシア 【開花時期】周年? 【カテゴリ-】 |