フトモモ科  フトモモ属

フトモモ(蒲桃)

Syzygium jambos

フトモモ フトモモ
2010.06.05 西表島

フトモモ フトモモ
2012.02.05 西表島

フトモモ          フトモモ
2012.02.05 西表島                               2012.05.13 石垣島

フトモモ
2014.01.12 石垣島

フトモモ
2014.03.17 石垣島


【特  徴】高さ約10mに達する常緑高木。葉は互生し、長楕円形状披針形で、長さ6〜15p、幅2〜3p。先は尖り、葉縁は全縁。花は直径3〜5cm程で、花弁は白く、両性花、放射相称。花弁は4〜5枚で、長い雄蕊が多数あり、目立つ。果実は夏に淡黄色く熟し、径3〜4cm程。味は薄いがバラのような芳香があって食べられる。
 熱帯アジア原産で、フトモモの和名は、沖縄方言のフートーに由来するもの。フートーは中国名の蒲桃(プータオ)から転じたものといわれている。

【生育環境】山林の谷間や川沿の湿り気のある場所
【分  布】沖縄島、宮古島、石垣島、西表島、中国南部、台湾、東南アジア、インド、インドネシア、アフリカ
【開花時期】1〜2月
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