ムクロジ科 フウセンカズラ属

フウセンカズラ(風船葛)
バルーバイン

Cardiospermum halicacabum

フウセンカズラ       フウセンカズラ
2012.01.28 石川市

フウセンカズラ
2012.01.28 石川市

フウセンカズラ
2017.10.18 水納島


【特  徴】高さが3m程になる蔓性の一年草植物。葉は三出複葉で、小葉は草質で柔らかく、あらい鋸歯がある。茎は細く、巻きひげで他物に絡みながら、夏に花径3〜5oの淡緑白色の花を咲かせる。花は葉腋から出る長い柄の先に散房花序となって、巻きヒゲを共に付ける。果実は風船状に大きく膨らみ、緑色で、後に茶色く枯れる。種子は球形で大粒のなめらかな黒で、ハート形の白い部分がある。
 花を鑑賞するためよりむしろ、風船状の果実を鑑賞するために栽培される。よく茂ったときは非常に涼しげで、家庭の壁面緑化にも使われる。

【生育環境】日当たりの良い草地、林縁、空き地
【分  布】九州〜沖縄県、台湾  北米南部原産
【開花時期】周年
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