【特 徴】長さ5〜15mの葉緑素を持たない一年生蔓状寄生植物。蔓になって他の草に巻き付き、寄生根を差し込んで養分を奪って成長する。様々な植物に寄生し、宿主を選ばない。茎で宿主に巻き付き、付着しているところから吸盤を出して栄養分などを吸収する。茎は細く黄色味を帯びる。花は茎の途中に固まって付き、直径3oの白花で、花柱は2個あり、5個の雄しべは花冠から突き出し果実の頃にも残る。裂片の先端は尖る。よく似たネナシカズラは、茎が太く花序は穂状に付き、花柱は1個で雄しべは花冠より短い。 【生育環境】海岸や護岸、河原、放棄畑、荒地 【分 布】日本全国 北アメリカ原産 【開花時期】5〜10月 【カテゴリ-】 |