ユリ科 ワスレグサ属

アキノワスレグサ(秋の忘れ草)

Hemerocallis fulva var. sempervirens

アキノワスレグサ アキノワスレグサ
2008.09.20 名護市

アキノワスレグサ
2008.09.20 名護市


【特  徴】高さ50〜80p程の多年生草本。葉は線形で束生する。常緑で全縁。 茎先に花被片6枚の黄橙色をした漏斗状の長さ8〜9cmの花を総状に3〜6個付ける。 花は一日花である。ノカンゾウの変種とされる。
根茎は薬用とされる(不眠症や食欲不振などに効く)。花の蕾や葉、根などは、お浸しや味噌汁などに利用される。
名前の由来は、秋になったら「憂いを忘れる草」ということから。
沖縄県での方言名はクヮンソウ。中国では萱草(カンゾウ)。

【生育環境】海岸、草地、畑、畑の畦
【分  布】九州南部〜南西諸島、中国、台湾
【開花時期】9〜11月
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