【特 徴】高さ50〜80p程の多年生草本。葉は線形で束生する。常緑で全縁。 茎先に花被片6枚の黄橙色をした漏斗状の長さ8〜9cmの花を総状に3〜6個付ける。 花は一日花である。ノカンゾウの変種とされる。 根茎は薬用とされる(不眠症や食欲不振などに効く)。花の蕾や葉、根などは、お浸しや味噌汁などに利用される。 名前の由来は、秋になったら「憂いを忘れる草」ということから。 沖縄県での方言名はクヮンソウ。中国では萱草(カンゾウ)。 【生育環境】海岸、草地、畑、畑の畦 【分 布】九州南部〜南西諸島、中国、台湾 【開花時期】9〜11月 【カテゴリ-】 |