キク科 アキノノゲシ属

アキノノゲシ(秋の野芥子)

Lactuca indica

アキノノゲシ         アキノノゲシ
       2012.02.11 東村                         

アキノノゲシ      アキノノゲシ
2012.11.20 国頭村

アキノノゲシ
2015.10.20 東村


【特  徴】高さ50〜200cmの多年生草本。大柄だが柔らかく、全体に艶がない。初めは根出葉をロゼット状に出し、大きな葉は羽状に裂けるが、かなり不規則。ハルノノゲシやオニノゲシのように棘はなく葉も柔らかい。約2cmの頭花を茎の上部に多数付ける。花は上部のものから咲いていく。花の色は淡黄色だが、ほとんど白いものもある。中心部は黄色。舌状花だけでできている。種子はタンポポの綿毛を小さくしたような形をしている。レタスの仲間で、葉や茎を切ると白い液が出る。
和名の由来は、春に咲くノゲシに似て、秋に咲くことから付けられた。

【生育環境】日当たりの良い路傍、荒地、草地、放棄畑
【分  布】日本全土、朝鮮、中国、台湾、東南アジア  東南アジア原産
【開花時期】8〜2月
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