【特 徴】高さ2〜6mの蔓性多年草草。地下に肥大した根茎があり、茎の途中につくでも繁殖する。葉は肉質の卵形〜広卵形で、表面は光沢のある暗緑色。夏から秋にかけて10〜30pの穂状花序に多数の花を付ける。直径は6mm程。花は初め白色で、のち黒色になり芳香がある。実は結ばず、葉腋(ようえき)にムカゴを付ける。南米原産の薬草で、薬草の宝庫の雲南省で百薬と名付けられた。沖縄では滋養強壮作用のある健康野菜として知られ、亜熱帯〜熱帯では常緑である。塊根や茎、葉などを食用や薬用として利用される。マグネシウム、カルシウム、亜鉛、ビタミンA、葉酸などを多く含んでいることから、その名が示すように薬効としては尿病、狭心症、便秘、ガン、骨や歯の形成、アレルギー、骨粗そう症、気管支炎、胃潰瘍、高血圧、心筋梗塞、白血球の食菌作用を助ける・・・等々と書ききれないほどの効能がある。 【生育環境】畑、道端、林縁 【分 布】日本全土 南アメリカ熱帯地域原産 【開花時期】6〜11月 【カテゴリ-】 |