クワ科 イチジク属

アカメイヌビワ(赤芽犬枇杷)

Ficus bengutensis

アカメイヌビワ アカメイヌビワ
2012.02.09 名護市


アカメイヌビワ アカメイヌビワ
2012.02.09 名護市

アカメイヌビワ アカメイヌビワ
2012.03.25 国頭村

アカメイヌビワ              アカメイヌビワ
2012.03.25 国頭村                                  2012.05.05 国頭村

アカメイヌビワ アカメイヌビワ
2012.05.05 国頭村

アカメイヌビワ
2012.05.05 国頭村

アカメイヌビワ    アカメイヌビワ
2017.12.10 国頭村


【特  徴】5〜20mになる常緑高木。雌雄異株。新枝は赤く、荒い毛がある。新葉は赤みを帯びる。葉は倒卵形〜長楕円形で、先が尖る。単葉で互生し、全縁。葉身は長さ10〜20p、幅3〜8p。花が外部から見えないイチジク状花序(花嚢)を持ち、イチジクコバチ類によって送粉される。イチジク状花序は葉の付け根、幹、根元にも生じる。果実は偏球形〜球形で、直径15〜17o。橙赤色に熟す。イヌビワの仲間には幹に直接花を付ける種が多いが、この種のように太い幹に花を付ける種は少なく、本種の他にギランイヌビワがある。なお、幹に直接付く花を「幹生花」と呼ぶ。アカメイヌビワの幹生花は固まって生じることで、ギランイヌビワと区別できる。また、イチジク状花序はギランイヌビワより小さい。

【生育環境】低地〜山地
【分  布】奄美大島、徳之島、沖永良部島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島、与那国島、台湾、フィリピン、熱帯、亜熱帯地域
【開花時期】1〜7月
【カテゴリ-】