【特 徴】草丈25〜80cm程の常緑多年草。根には大きな塊茎ができ、暖地ではこれが冬越しして来年芽を出す。茎はよく枝分かれして灌木状となるが節がはっきりしていて、木質化はしない。全体にみずみずしい緑。花弁はなく、花弁状に見えるのは萼で、基部は緑色で膨らんでいる。萼は長い筒部のある漏斗状で、萼の色は赤、桃、白、赤紫、黄や絞りなど変化が多い。 花が美しいので観賞用に栽培されるほか、広く野生化している。 名前の由来は、黒く熟した果実を潰すと、中から「おしろい」のような白い粉(胚乳)が出てくることから。 【生育環境】道端、荒地、花壇 【分 布】日本全土 南アメリカ原産で江戸時代始め頃に渡来し、一部は帰化している。 【開花時期】5〜10月 【カテゴリ-】 |