シクンシ科 モモタマナ属

モモタマナ(桃玉名?)

Terminalia catappa

モモタマナ モモタマナ
2013.09.29 うるま市

モモタマナ モモタマナ
2013.09.29 うるま市

モモタマナ モモタマナ
2013.09.29 うるま市



【特  徴】樹高10〜35m、直径60cm〜1mになる半落葉高木。小枝は太く、水平に輪生し平らな樹冠を形成する。葉は枝先に集まって互生し、革質の倒卵形で長さ20〜25cm。円頭で基部はやや耳状。全縁で、落葉前に紅葉する。葉腋から穂状花序を出し、白色で花弁のない径約5mmの花を多数咲かす。花序は長さ8-16cmで、下方に雌花を、上方に雄花または両性花をつける。果実(核果)は扁楕円形で両側に竜骨状の突起があり、長さ3〜6cmの帯緑色または帯赤色。果皮は繊維質で内果皮は硬く、海水に浮んで漂流する。
方言名:クファデーサー。傘形の美しい樹形になるので緑陰樹として多く植えられている。種子は食用になる。

【生育環境】海岸近く
【分  布】沖縄、小笠原  世界の熱帯、亜熱帯
【開花時期】6〜9月
【カテゴリ-】