カタバミ科 カタバミ属

ネコノヒゲ(猫の髭)
クミスクチン

Orthosiphon stamineus Bentham

クミスクチン クミスクチン


クミスクチン  クミスクチン



【特  徴】草丈1m以上に成長する低木状多年草。茎は4角柱状で赤紫色。葉は対生し、楕円形〜皮針形で、大きな牙歯縁がある。全草細い伏毛に覆われ、茎頂に15〜30pの総状花序に白または淡紫色を下から順に20〜50個前後付け、雄しべが突き出ていて、その姿が猫のヒゲのように見えることから、名前もマレー語で「猫のひげ」を意味する「Kumis Kuching」からきている。
100年以上前から利尿作用が顕著な事で知られ、副作用が無いことがクミスクチンの特徴である。

【生育環境】畑、屋敷、林縁
【分  布】琉球列島、台湾、中国南部、マレーシア、東南アジア、インド、ヨーロッパ各地
【開花時期】5〜10月
【カテゴリ-】