アカバナ科 マツヨイグサ属

アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)

Oenothera rosea

アカバナユウゲショウ         アカバナユウゲショウ
2012.03.28 国頭村

アカバナユウゲショウ         アカバナユウゲショウ
2012.04.01 東村

アカバナユウゲショウ
2012.04.01 東村


【特  徴】草丈20〜50cmの多年草。茎は斜上または平伏し、ロゼットを作り、柔毛があって、葉はやや広い披針形で互生する。長さ1〜6cmの幅0.4〜2.5cmで、縁はほぼ全縁から波状の鋸歯を持ち、下部の葉では波状に羽状中裂することが多い。茎上部の葉の脇から薄紅色で、直径1〜1.5cmの花を付ける。花弁は4枚で紅色の脈があり、中心部は黄緑色である。やや紅を帯びた白色の葯を付ける雄蕊が8本あり、雌蕊の先端は紅色で4裂する。刮ハは棍棒状〜狭倒卵形の長さ0.4〜1.2cmで、8稜あり、基部の種子の付かない部分は長さ0.5〜2cmの柄状となる。種子は各室に不明瞭に列生し、長さ0.5〜0.9mm、表面には微細な粒があり、両端には黒い点がある。
和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花した花を見られる。

【生育環境】日当たりの良い道端、空地、荒地、河川敷
【分  布】日本全土  南米〜北米南部原産
【開花時期】周年
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