港川海岸

八重瀬町
  平成18年1月1日、東風平町と具志頭村が合併し「八重瀬町」として生まれ変わりました。八重瀬町は、沖縄本島南端に位置し、肥沃な土壌を活かした農業が盛んで、太平洋に面していることから海の幸も豊富です。また、獅子舞・綱引き・棒術・エイサー・港川ハーレー(爬龍船競漕)など、多くの伝統芸能が継承されていることと、日本最古の人骨化石「港川人」・県内最大・最古を誇る「富盛の石彫大獅子」などが町の自慢です。

港川
 港川は、約165年前に糸満からの移住者によってつくられた集落です。旧暦5月4日に行なわれるハーレーは、古式豊かな爬龍船競漕として有名です。

港川(みなとがわ)海岸
 港川海岸では岸の方に岩があり、その上にアダンやクサトベラなどの海岸植物が分布し、岩は波によって浸食され、ノッチというえぐり取られた構造になっています。その下から海に向けて、平らな礁原が続きます。途中に礁池(イノー)という大きな海水の池があり、その海側にも礁原があります。その礁原と海との境目を礁縁(しょうえん)と呼んでいます。このあたりの礁縁はなだらかに傾斜していき、サンゴ礁が広がっています。また、石材の切り出し跡が残る礁原は、現在は潮だまりになっています。
   海中には、コバルトスズメ、チョウチョウウオ、クマノミ、ベラ、ミノカサゴなどの熱帯魚の種類も豊富で、タマン(フエフキダイ)やイラブチャー(ブダイ)、ボラ、ガーラなどの大型魚もたくさんいますので、スノーケリングを楽しむには手軽な本島南部にあり、無料トイレと公園が整備されていて便利なので、おすすめの海岸です。 


                           礁池(イノー)


スズメダイ


                       石材の切り出し跡


スズメダイ

スズメダイ


スズメダイ


ヒレナガスズメダイ


イットウダイ


シャコガイ


タレクチベラ

オニハタタテダイ


オニヒトデ

チョウチョウウオ


ソフトコーラル