石垣港から高速船で約25分で黒島に着きます。島の玄関である黒島港ターミナルの後ろには、等身大の牛の像があり、観光客を迎えてくれます。黒島には、保里、伊古、東筋、仲本、宮里の5つの集落があり、人口は220人で、牛の数はその10倍以上いるそうです。昔から、畜産業が島の経済を支え、肉用和牛の生産が盛んで、畜産の島として知られています。近年は、都会へ行っていた若者がUターンして、後継者として頑張っているそうです。竹富町唯一の公設セリ市場では2ヶ月に一度セリ市が行われ、島中の牛が集まり、日本全国から買い手がきます。島の平地部分は、はほとんどが牧場になっていて、展望台から見ると、見渡す限り牧場が続いています。 周囲をサンゴ礁に囲まれた黒島は、ハートの形をしていることから、ハートアイランドとも呼ばれています。西の浜、宮里海岸、仲本海岸と、輝くような白砂のビーチがあり、スノーケリングが楽しめます。今回は、台風4号の接近で海が荒れていたため、泳ぐのを断念しました。 また、民俗芸能が豊富に残されており、芸能の島としても知られています。 |