|
浜比嘉大橋
1997年、平安座(へんざ)島との間に浜比嘉大橋が開通し、多くの人が訪れるようになりました。橋の上から見る海の色がエメラルドグリーンからマリーンブルーへと多彩に変化し、きれいです。 |
|
路地と石垣とフクギとハイビスカス
フクギは石垣の内側に屋敷囲いとして植えられています。本来の目的は「台風」から屋敷を守るためにあるのですが、その木陰は、強烈な太陽の光をさえぎる最高のいこいの場所にもなります。そして、屋敷のあちこちにハイビスカスやアリアケカズラ、パパイヤといった南国特有の植物が目立ちました。また、路地の石垣には、ススキを束ねたグーサンと呼ばれる魔よけがいたるところにありました。
|
|
比嘉漁港
島の東側、小さな漁港の先端は車が横付けできるので、いつも釣り人でにぎわっています。この場所に、よく初日の出を見に行きます。夜明けを待ちながら、初釣りも楽しむという、欲張りな元日の朝を迎える、我が家のしきたりです。チヌ、カーエー、ミーバイ、タマン、ガーラ、コチといった魚種をつり上げた実績のあるポイントです。その横の岩場を通り抜けたところに、きれいな海があります。透明度の高い海中の美しさは抜群です。プライベートビーチ感覚で楽しめる海で、訪れる人も少ないので、のんびりできます。シュノーケリングが楽しめますが、シャワー・トイレ等の設備は何もありません。また、磯釣りの絶好のポイントでもあります。ウコンイソマツの花が咲き出していました。 |
|
吉本家
吉本家周辺には、比嘉部落の昔のたたずまいがそのまま残っています。建築家の注目の的になっている「吉本家」は沖縄の伝統建築様式を保っているそうです。個人の住宅であり、そこで生活をしていますので、挨拶をして入ると、気さくで人の良いおばーが手招きをして「クルザータ−カメー(黒砂糖食べなさい)」、「チャーンヌメー(お茶も飲みなさい)」と、うちなーおばー得意のカメーカメー(食べなさい食べなさい)攻撃で歓迎してくれました。先客の観光客もいましたが、おばーのあまりのやさしさに甘えて、上がり込んでしばし寝転がってしまうほどでした。小さな島で、時間がゆっくりと流れている感じで、すっかり癒されました。赤瓦屋根と真っ白なサンゴ砂利を敷き詰めた広い庭、そして青い空、強烈な太陽の下でのまばゆいばかりのコントラスト…違う世界へ迷い込んだような気分になりました。
|