2014年12月29〜30日
12月29〜30日、伊平屋島へ今年3度目の植物調査に行って来ました。地元のNさんと落ち合い、早速目的のヘツカリンドウのある森に入りました。標高は低いものの、ほとんど直登状態ですので、すぐに息があがりそうになりました。目的のヘツカリンドウ群落は、ほぼ満開状態で待っていてくれました。ネットで、A氏が提唱されている「アズキヒメリンドウ」という名称通りのきれいな小豆色の花ばかりでした。花びらの形や色合いに幾つもの変化が見られました。屋久島と伊平屋島だけに自生しているとか。3回も通って正解でした。途中でネズミモチ、リュウキュウバライチゴ、シキミ、シマカナメモチ、ツワブキ等が花を咲かせていました。周辺では、ギーマ、クチナシ、モチノキ、ムラサキシキブ、シシアクチ、ササバサンキライ、ハナガサノキ、シラタマカズラ、マンリョウ、シマカナメモチ、トカラアジサイ、トベラ等が実を付けているのに出会いました。 二日目は、別の森を調査しました。やはり小豆色の花ばかりでした。この島のヘツカリンドウは変種か亜種にしたほうがよいかもしれません。また、マルバハグマ、タイワンヤマツツジ、ムラサキイノコヅチ、ヤンバルセンニンソウ、サコスゲ、ハマナレン、ヤブツバキ等が咲いていました。特にヤブツバキは、色変わりが幾つもありました。そして、久しぶりにアカマタに出会いました。 海岸では、テリハノイバラ、ウコンイソマツ、ヒゲスゲ、イソフサギ等が咲いていました。 |