新潟からの帰りに、今年も高尾へ行って来ました。いつもの裏高尾の方から入りました。バスから降りて、歩き出したとたんに、ニョイスミレの群落が開花していました。続いて日影沢キャンプ場を越えた辺りから、マルバスミレ、ラショウモンカズラの花に出会い、ニリンソウも林道の両側のいたるところで開花していました。今年は、時期を少しずらして行きましたので、タカオスミレやナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、ヒカゲスミレ、アカネスミレ、アケボノスミレ、フモトスミレ、ナガバノスミレサイシンとアケボノスミレの交雑種のナガバノアケボノスミレの群落は、ほとんど開花し終わった状態でした。花期の長いタチツボスミレは、あちこちで次々と咲いていました。頂上近くの笹薮では、オカスミレがまけずに花を付けていました。 頂上からは、人けの少ないはずの沢沿いの6号路を下りましたが、休日に当たっていたためか、登り下りの人々で、まるで都会の中にいるようでした。それでも、今回一番のお目当てのコミヤマスミレは、数カ所で見事な花を付けていて、通路のじゃまになりながらも、盛んにシャッターを押し続けていました。また、蕾を付けた株が沢山見つかり、これからしばらくは開花が楽しめそうです。 |