北海道の写真家の方を案内して、名護市と本部町の八重岳へ、すみれとサクラの開花状況を観察して来ました。リュウキュウコスミレとリュウキュウシロスミレは、あちらこちらで可憐な花を咲かせ、リュウキュウコスミレは、さまざまな形と色のバリエーションがあり、楽しめました。リュウキュウシロスミレの濃い紫花も見つかりました。サクラは、そろそろほとんどの木が花を咲かせ、満開の木も数本あり、その下では、スミレやムサシアブミ、リュウキュウハナイカダ、セイタカスズムシソウなどがサクラに負けじと花を咲かせていました。ウメの木の街道は満開で、ふくよかな香りを辺りに漂わせていました。途中、確認のため入った森の中では、貴重なタネガシマムヨウランが見事に咲いていました。 林道沿いでは、ビナンカズラの花と実を見ることが出来、リュウキュウバライチゴが早くも花を咲かせていました。また、帰り際に寄った農園では、珍しいヒスイカズラの花を見ることが出来ました。 |