すみれ花だより

2006年12月9日

 12月9日、本土の写真家の方を案内してオキナワギクの花を撮影しに行った帰路に、すみれの開花状況も見て回りました。昨年発見した、リュウキュウコスミレの白花の新たな自生地では、たくさんの株を確認することが出来、数株はもう純白の花を咲かせていました。蕾もたくさん付けていて、これからが楽しみです。次に、山手の方のリュウキュウシロスミレを見に行くと、花は2〜3株しか付けていませんでしたが、株はたくさん芽を出していて、これまでにない開花が見込まれます。
   近くの森の中では、マルバハグマが残り花を咲かせていました。また、いつもの場所で、数年ぶりにタネガシマムヨウランの蕾が立ち上がっているのを発見し、大騒ぎでした。来週頃から開花するはずで、撮影が楽しみです。

  
リュウキュウコスミレ白花

  
リュウキュウコスミレ白花

   
リュウキュウシロスミレ

   
マルバハグマ

  
マルバハグマ                           タネガシマムヨウラン