自生地観察会

２００５年１０月２３日

　「沖縄県すみれ愛好会」２００５年度の秋の自生地観察会と苗の交換会が名護市を中心に実施されました。残念ながらスミレの開花は確認できませんでしたが、林道沿いでは、ハシカンボクとコウトウシランの鮮やかなピンクの花やダイサギソウの真っ白い花が咲き乱れ、メジロホウズキがサンゴのリングのように真っ赤な実をつけていました。あちこちで、イイギリの実が垂れ下がって色づき始め、すっかり秋の装いでした。また、コバナヒメハギの珍しい紫花の株が幾つも見つかりました。そして、光沢のある紫色の美しいツマムラサキマダラなどの蝶がたくさん舞飛ぶ場所もありました。東海岸沿いのオキナワギクは、今年は開花が遅れていて、まだ蕾の状態でしたが、アオガンピの緑色の花は満開でした。